DIALOGUE+ 新曲発表会「走れ!君と曖昧な光のあとで」1日目
2020年8月21日に開催された声優アーティストユニットDIALOGUE+の新曲発表会「走れ!君と曖昧な光のあとで」に参加しました。
6月に実施されたオンラインライブ「ぼくたちのかくめい!オンライン」から2か月たって、また新たな5曲を披露するという形のイベントでした。
実際には新曲のパフォーマンスだけでなく、既存曲や合間に朗読劇を絡ませており、新曲の魅力だけでなく、DIALOGUE+の芝居も見ることができるというイベントとなっていりました。
8月25日に2日目公演がありますが、備忘録も兼ねて、ここに記事を残したく思います。
開催まで
DIALOGUE+のオンラインイベントとしては恒例となった0次会放送と0.5次会放送がありました。
音楽プロデューサーの田淵智也さんと総合プロデューサーの野島鉄平さんが、「新曲発表会とは何ぞ?」、「何でこれをやることにしたの?」等の説明に始まり、各曲を依頼した作家陣の説明など、事細かに新曲発表会、新曲についてお話しされました。
今回発表する5曲のうち4曲はセンターボーカル制として、2人がメインのボーカルとなり、ほかの6人はダンスやコーラス、ユニゾンを担当するという形であるとのこと。
8人全員のパフォーマンス力が向上した今、今度は歌とダンスそれぞれに専念した曲にすることで、さらなる魅力が見られるということがワクワクでした。
ここまで事前にイベント開催の背景や、曲そのものだけでなくそれを作成依頼した経緯まで教えていただけるのは、他ではあまり類を見ないのではないでしょうか?
またzoom会議ではおなじみの参加者からの電話質問コーナーもありました。
ラジオにハガキを書くこともある身としては、あんな質問が思いつけるような発想力が欲しいですね……。
ちなみにですが、0次会で僕もプロデューサー2人に電話会議で質問しちゃってます。
(あんな一生に1度の機会、緊張したー!)
この0次会でも触れられましたが、早期チケット購入者特典として、今回は浴衣姿のメンバー1人1人の写真と特別動画がもらえました!!
浴衣姿は雰囲気が全く違ってステキ!!
走れ!君と曖昧な光のあとで
モノローグと様々な自然の光景の映像から始まったイベント。
1曲目「ぼくらは素敵だ」
この曲はぼくたちのかくめい!オンラインの本編最後で歌った曲でしたね。
開幕のモノローグで『小さな小さな革命を終えた』とありましたが、DIALOGUE+そのものは止まらず動いているわけで、同じ曲が続いたことは、この2か月間もまだ止まらず続いているという事を感じさせられました。こんなの泣くわ。
2曲目「走れ」
曲名映像を挟んで始まったこの曲は、稗田さん、鷹村さんセンター曲。
この後の打ち上げ放送でもありましたが、ロックなのにキャッチーで、かっこいいだけじゃない引き込まれる世界を作っていました。
センターの2人の表情がとてもよかった!!
稗田さんの笑って曲を楽しんでいる顔も、鷹村さんの凛々しくたまに見せるキメ顔の微笑みも素敵で、何より2人らしいと感じました。
3曲目「20xxMUEの光」
事前に聴いていた通りの電波曲。高BPMにでかいドラムと高カロリーな曲です。
センターボーカルの守屋さん、村上さんは目立ちたがり屋さんコンビですが、これは目立つなぁ、といった感想です。
電波曲大好きな僕は、ピョコピョコとしたダンスも合わせて、これはドツボな1曲でした。
歌詞というよりセリフと言ったほうがいいんじゃないかというような早口の歌唱も最高です。
ニコニコの笑顔が似合う曲でとにかく楽しいを体現したような曲でした。
朗読劇「夏の花火と私と青」守屋亨香&鷹村彩花 Ver.
この朗読劇は事前にツイッターにて2人の配役をどちらにするかのアンケートがあり、決まった配役が【私 守屋亨香 & 僕 鷹村彩花】でした。
ここのストーリーは私が僕を夏祭りに誘うというもの。
数分の短い物語でしたが、互いの淡い恋心が表れていました。
僕は朗読劇を見たの初めてでしたが、朗読劇は演者がまとう雰囲気などを含めて1つのステージになってるんだと感じました。
朗読劇「I my me mind」
こちらは先の「夏の花火と私と青」とは異なり、曲の導入となるようなものとなっておりました。
センターボーカルである緒方さん、飯塚さんが朗読劇を担当されており、ストーリーはダンス部に所属する2人が伸び悩むチームの、パフォーマンスについて少しぶつかるというもので、それぞれのセリフも2人にあわせたような内容でした。
劇内で流れる8人のダンス映像はちゃんとおかしかった笑。
4曲目「I my me mind」
この曲は先述した通り緒方さん、飯塚さんがセンターボーカルで、DIALOGUE+の大人担当の2人だと個人的には思ってます。
第一印象としてはまさにDIALOGUE+の中でも大人な曲だと思いました。
曲調はディスコティックで、振付もセクシーで。
演出もステージにはレーザーが飛び交い、歌詞が画面中に表示されるというまぶしさが表れていました。
朗読劇「謎解きはキスのあとで」
これもこの後の曲につながる朗読劇で、女子と正体を隠した誰かとの図書室でひそかに行われる文通がストーリーとなっていました。
内山さん演じる女子が宮原さん演じる誰かに対して興味を持っていく様は、見ていてこれからが無限に想像できるという展開でした。
最後には誰かが誰なのか正体がわかり、これからがどうなるのかというところで物語は終わり、曲に続きます。
5曲目「謎解きはキスのあとで」
青春の1曲ですね。
前の朗読劇もあり、さわやかで、どこか懐かしい印象を持つような曲でした。
またダンスは傘を持って踊るという形で、様々な表現に傘が活用され、センターの2人を隠すようにしたり、乗せて運ぶように動かしたりと、傘1つでここまでできるものなんですね。
センターの2人の透き通るような歌声もあって、とても透明感があり、傘が似合うみずみずしい1曲でした。
朗読劇「夏の花火と私と青」稗田寧々&村上まなつ Ver.
この日最後の朗読劇となります。
これもツイッターアンケートで配役が【私 村上まなつ & 僕 稗田寧々】に決まりました。
夏祭り当日、家を出て2人が待ち合わせ場所で出会うまでのストーリーです。
楽しみだけどとても緊張している私の気持ちがとてもよかったです。
6曲目「夏の花火と君と青」
新曲5曲の最後となる曲で、唯一センターボーカル制ではない曲です。
タイトルの通り、夏の夕暮れや夜を強く感じる曲で、祭囃子のような節や盆踊りのような振付にもそれが表れています。
夏って雰囲気としてはどこか寂しさがある季節だよね、って思いました。
MC
本発表会中で唯一のMCです。
ここまでぶっ続けで歌って踊って演じてきた8人の感想が短いながらも詰まっていました。
メンバーが何よりこのイベント通じて気持ちよさそうだったことがとてもグッときました。
7曲目「あたりまえだから」
この曲はぼくたちのかくめい!オンラインでも歌われましたが、今度はスタンドマイクを使ってダンス付きの披露でした。
振り付き映像は8人個別でリモートで撮影されたMVでも見ましたが、1か所に集まって並んで全身が見える状態の光景はまた印象が変わって、改めて一緒にいられることの尊さ、すばらしさが伝わりました。
8曲目「はじめてのかくめい!」
やはりこの曲は欠かせないといったところでしょうか。
何度も聞いて何度も見たこの曲ですが、何度見てもカッコいいしかわいいし、最後の1曲なのにとてもパワフルで、始まりの曲なのにビシッと決まって終わる1曲です。
1日目打ち上げ放送
発表会後の打ち上げ放送ではメンバー、両プロデューサー、作家陣を交えて曲や振付の解説やちょっとした裏話(笑い話)がありました。
すぐに本編の映像を再生しながら要所要所の解説がされるところ、この仕事の速さを見習いたい……。
1日目を終えて
1日目はまさにお披露目の意味合いが強かったかと思いますが、曲のインパクトに圧倒されっぱなしで、あっという間に感じたけど密度が大きな1時間でした。
2日目では朗読劇の内容を含めて演出が変わるようで、また曲の見方も変わったりするのかなぁ、と思ってます。
新曲5曲が今後音源化されるのかなどはまだ不明ですが、イベントアーカイブ期間終了後も何かしらの形でまた聞けることを楽しみにしています。