DIALOGUE+ 新曲発表会「走れ!君と曖昧な光のあとで」2日目
2020年8月25日に開催された声優アーティストユニットDIALOGUE+の新曲発表会「走れ!君と曖昧な光のあとで」2日目に参加しました。
21日に開催された1日目の公演と同様に、新曲5曲はすべて発表されるとの前情報はありましたがそれ以外の部分はがらりと変わるとのこと。
今回は1日目との違いの部分を多めに書いていきたいと思います。
走れ!君と曖昧な光のあとで
2日目も8人のモノローグから始まりました。
1日目は村上さんから始まり、内山さんで終わるという流れでしたが、今回は内山さんから始まり、村上さんで終わるという逆の順番になっていました。
語りの内容も少し変更されていて、また新たな期待を沸かせてくれる、そんな内容となっておりました。
1曲目「ダイアローグ+インビテーション!」
1曲目からぶちあがる曲を持ってきました!!
1日目の「ぼくらは素敵だ」はDIALOGUE+の力強い決意を感じさせる曲でしたが、こっちの曲は「私たちについてきて!!」という聞き手を高ぶらせて期待させる曲だと思ってます。
「今日のライブも最後まで見逃すな」と言われているような感覚でした。
Twitterで「せーの!!」ってツイートするのを忘れなかったぞ!
2曲目「謎解きはキスのあとで」
1曲目と比べて空気感ががらりとさわやかになりますね。
1日目の打ち上げ放送にて、2日目はまたパフォーマンスがさらに向上してる、とのことでしたが、ダンスのフォーメーションが少し変わっていたり、カメラワークが変更されていたりと、事細かに変わっていました。
サビの内山さんと宮原さんが傘で隠れる瞬間の立ち位置、近くなっていましたね。
Fooooooooo!!!って感じ。
3曲目「I my me mind」
青春からの大人曲です。
1つ前の謎解きとこの曲は1日目では朗読が頭について曲が始まるという形でしたね。
この曲は後ろのLEDや画面いっぱいに歌詞が表示されるという演出がついているのですが、1日目よりも歌詞が見やすくなっていたように思います。
特にカメラワークにおいてLEDに歌詞が出ていればメンバーアップにせずステージ全体を映す。
歌詞とメンバーをかぶらせないなど、1日目では文字が見えない部分があったのですが、そこも改善されていました。
また、ぼくたちのかくめい!オンラインと同じように緒方さんがまたぶっこんでいて……
このぶっこみも配信ライブでしかできないものだったので、貴重なものを見せていただきました。
朗読劇「夏の花火と私と青」宮原颯希&飯塚麻結 Ver.
この朗読劇は1日目の『朗読劇「夏の花火と私と青」守屋亨香&鷹村彩花 Ver.』の「僕」視点となります。
1日目でもボーイッシュな役を演じられた宮原さんが「僕」役、部活で幼馴染と意見が衝突する女の子を演じられた飯塚さんが「私」役を演じられていました。
実はここで登場する映画やゲームがこの後の展開につながっているという伏線付き。
同じシーンの朗読劇ですが、演じる人、誰が主観となっているかでまた内容ががらりと変わるものですね。
なーつなーんだーーーーー!!!
朗読劇「走れ」
先の「僕」が見た映画の内容がこの朗読劇の世界となっています。
演じられるのは走れのセンターボーカルである稗田さん、鷹村さん。
ストーリーは謎のデスゲームに巻き込まれた2人が生き抜くために走り続けるというもの。
巻き込まれた鷹村さんとなぜかゲームを知っているような稗田さんのキャラの対比がより謎と恐怖を具現化していました。
4曲目「走れ」
どの曲もそうですが、朗読を受けてからだと曲の印象も変わりますね。
「負けるもんか」という強い意志をより強く感じました。
2日目のパフォーマンスでは稗田さんと鷹村さんのタッグ感がさらにアピールされているような印象を覚えました。
朗読劇「I my me mind」
こちらは「僕」が遊んでいたゲームの世界となっています。やはりSFでしたね。
同曲のセンターボーカルである守屋さん、村上さんが願いが叶うという光る玉を宇宙の中で探し出すというストーリーでした。
どことなくキャラクター性も演じられる2人に似ていたり、カメラワークもグワングワン動いたり、謎の声が響き渡ったりと、2日間を通して唯一となるドキドキワクワク大冒険な内容でした。
5曲目「20xxMUEの光」
先日ツイッターにて2日目のこの曲のときには画面に歌詞を表示させるとのお知らせがありました。
早口で聞き取りにくいけど、ハチャメチャで楽しいことはわかる曲なのでこの演出はとてもありがたい!!
実際に歌詞が表示されるときには、歌詞だけでなくたくさんの可愛らしい謎の生き物のイラストが登場してきました。
この生き物たちも守屋さん、村上さん作だそうです。
かわいいはかわいいを作れる!
朗読劇「夏の花火と僕と青」内山悠里菜&緒方佑奈 Ver.
2日間通じて「私」と「僕」の配役はツイッターアンケートで決まってきましたが、この2人はアンケートの結果が、50.1%と49.9%となる大接戦でした。
結果、内山さんが「私」、緒方さんが「僕」で決まりました。
ストーリーは1日目にて「私」と「僕」が待ち合わせ場所で出会ったところの続きから。
最後の「僕」のセリフ「ほんとに綺麗だね。説明できないくらいに。」は息をすることを忘れるような感覚でした。
花火を見るより前の場面で朗読は終わるのですが、そこからこの後の曲につながっているんですね。
6曲目「夏の花火と君と青」
この曲が今回の物語の結びとなります。
この夏の淡い思い出を歌った歌で、歌詞が「夏でした」と過去形で終わるところに無限の受け止め方を生ませているように感じました。
1日目と比べてステージ全体を映す定点カメラの映像が多くなっていた気がします。
同じ曲でも演出が変わっていることで曲の印象が変わっていたり、1日目から2日目で細かくパフォーマンスが向上していたりと、DIALOGUE+の表現力と上を目指す力の強さを実感しました。
MC
イベント結びのMCで、メンバーが感想を短いながらも語り合う時間です。
やはり本人たちが楽しそうであることやお互いを褒めあっているところは見ていてこちらもうれしくなりますね。
7曲目「あたりまえだから」
この曲を聞くと「あー、終わっちゃうんだ」という心地よさとちょっとの寂しさを感じてしまいますね。
8人が同じステージにいるからできる振付は、大きな困難がありつつもみんな揃ってここに立っているという、あたりまえのようで実はそうじゃない思いがあったのでしょうか。
8曲目「大冒険をよろしく」
まさかこの曲が締め(というかとどめ)の1曲で来るとは思っていませんでした。
「これからも突っ走っていくからよろしく!!」というメッセージを受け取りました!
2日目打ち上げ放送
恒例の打ち上げ放送、またしてもここでしか聞けない話をたくさん語っていただきました。
お話はもちろん、完成前状態の曲や仮歌までも聞けるのはめちゃくちゃ貴重です!!
2日目を終えて
1日目ですでに新曲を聞いた状態での公演となりましたが、2日間両方を見ることでより楽しめる内容であったことは間違いありません。
1日目を受けてこの短い期間でさらなるブラッシュアップがされており、DIALOGUE+の本気度がより伝わってきました。
青春群像劇だった1日目の朗読に対し、物語感の強い2日目の朗読劇はより演じているということを強く実感し、演技における魅力が伝わってきました。
新曲発表会「走れ!君と曖昧な光のあとで」
僕は元々、ライブや生放送と言った類のものを見るのが苦手です。
いわゆるハプニングというものに対して見ている身でありながらも強く不安心配を感じてしまい、極端に緊張してしまいます。
今回も緊張して見始めたライブですが、見終わった後にはものすごい大きな達成感がありました。
それだけハイレベルで油断を許さないようなパフォーマンスや演出をされていて、そしてそれが成功していた証拠だと思います。
新曲も既存曲も朗読劇も、今回のライブにかかわったすべての人が上を目指してつづけた結果だと思います。
楽しいを作るには大変だったを経験して、楽しかったと思えるためには不安と心配を払拭しなければいけないと感じました。
DIALOGUE+を見ると自分も頑張ろうと思うのは、そんな楽しいを見せてくれるからだと思います。
これからもDIALOGUE+が見せてくれるエンターテインメントを楽しみにして頑張っていきたい。